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PowerX Active SMART 2.5でハードディスクを上手に健康管理 初級

ハードディスクはCPUやメモリなどと同様に半永久的に使える機器だと考えている人が多いと思いますが、 実際は使うたびに劣化していく、れっきとした消耗品なのです。

今回はPowerX Active SMART 2.5でハードディスクの健康管理について、以下の手順でご説明します。

■ハードディスクの健康状態を知ろう

ハードディスクはCPUやメモリなどと同様に半永久的に使える機器だと考えている人が多いと思いますが、 実際は使うたびに劣化していく、れっきとした消耗品なのです。
CPUやメモリは、ICチップと言って電気信号を処理、あるいは記録するための半導体で、特に機械的に動く部分はありません。 それに対し、ハードディスクはパソコンの必須機器の中でも唯一、常に駆動しています。
DVDドライブやフロッピードライブなども同様に、機械的に駆動する部分のある機器ですが、これらの機器は必要に応じて一時的に駆動するだけです。
ところが、ハードディスクは、パソコンの電源を入れてから終了するまで、常に動き続けています。それだけハードディスクの負担は大きいのです。
ハードディスクは密閉されたブラックボックスであり、その構造は分かりづらいと思いますので、ここで簡単に紹介しておきましょう。

 

写真1:
ハードディスクの中身は稼動部分のある精密機器

 

 

写真1は、ハードディスクの中身です。真ん中にある円盤がプラッターと呼ばれるディスクです。ここにパソコンのデータなどの磁気情報を記録しています。 そのディスクの上にあるバーが磁気ヘッドです。回転するプラッターに記録されているデータを読み取ったり、プラッターにデータを書き込んだりするのに使います。 プラッターはハードディスクによっても違いますが、1分間に4000〜15000回も回転しています。 これに合わせてヘッドも移動しなければならないので、その移動がいかに高速であることかが分かるでしょう。

ハードディスクは内部にチリひとつあっても誤動作が起こるほどの精密機器であるため、フルカバードされています。そのため、なかなかその構造までは見ることができないのですが、実際にハードディスクの構造を知ることで、ハードディスクが消耗品であることが 理解いただけたのではないでしょうか?

先ほど説明したとおり、ハードディスクは電源を入れてからOSを終了するまで、常に動き続けているハードウェアです。したがって、パソコンを長く使えば使うほどハードディスクも劣化してしまいます。また、その使い方によっても劣化の進行具合は大きく変わります。特に、集中的にデータの読み込みや書き込みを繰り返すと、ハードディスクを酷使することになり、劣化のスピードが早まります。

分かりやすい例が、テレビパソコンなどのハードディスク録画・再生作業です。テレビパソコンでは、チューナーカードから送られてくる動画データを、放送時間分書き込みます。つまり、長時間連続してディスクへの書き込み作業を行っているのです。しかも、ソフトウェアエンコーダと呼ばれる、“ソフトでMPEGなどの圧縮形式に変換するテレビチューナ”を使った場合には、一旦ハードディスクの作業領域にテレビのデータを保存→そのデータを読み込み→変換作業→変換したデータを記録、という風にハードディスクへの読み書き回数も増え、よりハードディスクへの負担も増えてしまうのです。

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画面1を見ていただくと分かるとおり、録画作業を始めると、とたんにハードディスクの温度が高くなっていることから分かるように、連続した読み書きを長時間行うことは、ハードディスクを酷使することになるのです。

 

画面1:
ハードディスクの健康状態を確認できる「PowerX Active SMART 2.5」

 

 

しかし、いくらハードディスクに悪影響を与えるからと言っても、便利なテレビ録画・再生機能を使わないわけにはいきません。 よって、「ハードディスクの健康状態を常に把握しておくこと」が重要になってくるのです。
そこでお勧めなのが「PowerX Active SMART 2.5」 (以下、Active SMART) です。

Active SMARTを使えば、ハードディスクの健康状態が一目で分かるだけでなく、耐用期間まで知ることができるので、ハードディスクの交換時期や万が一のときが来る前にデータのバックアップを行うことも可能です。

 

画面2:
ハードディスクの健康状態を確認できる
「PowerX Active SMART 2.5」

 

 

 

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■障害検出の設定

Active SMARTでは、監視時間などをきめ細かに設定できるので、ここでは主な設定項目とその意味について説明しておきましょう。Active SMARTの基本的な設定は、左のメニューにある「グローバル設定」で行います(画面3)。

グローバル設定

 

画面3:
Active SMARTの設定方法

 

まず、「Windowsスタートアップ時に監視を開始」のチェックは、外さないようにしましょう。ここがチェックされていれば、OSを起動した際に、 自動的にActive SMARTが監視をスタートします。ハードディスクの監視は常に行った方がいいので、自動起動を選択します。その際、「エラーが検出されなかった場合は終了」はチェックしないようにしましょう。ここにチェックをすると、ハードディスクに問題が見つからなかった場合にActive SMARTが自動的に終了してしまうので、使用中のハードディスクから温度などのデータが取れなくなってしまいます。

Active SMARTの設定のキモが「ディスク情報の更新間隔」です。これは、Active SMARTがハードディスクの状態を調査する間隔を意味しており、 1分〜最大99時間まで選択することができます。例えば、普段会社にお勤めの方が家庭でパソコンを使う時間は、せいぜい1日2〜3時間程度だとしましょう。 そのような場合には、30分前後の間隔に設定しておくことをお勧めします。この間隔を長くすると、最もハードディスクの温度が上がる時間にデータが記録されなくなってしまい、正確なデータが取れなくなります。幸い、Active SMARTはソフト自体が軽快なので、常駐させておいてもそれほどの負荷にはなりません。

また、パソコンでテレビを見ている時などにActive SMARTの警告音が気になることがあります。その際には通知方法にある「サウンドを鳴らす」のチェックを外しましょう。サウンドは鳴らなくなり、ポップアップメッセージのみが表示されます。

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