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PowerX Backup Platinum 2.0 活用術 中級

第3章:ファイル同期で在宅業務も改革

今回は、「PowerX Backup Platinum 2.0」(以下、Backup Platinum)のファイル同期機能を活用した例をご紹介します。

■在宅業務が多いT女史の悩み

女性の社会進出がめざましい昨今では、性別に関係なく責任ある仕事を任されることは当り前になっていますが、こと育児となると、女性が一手に担っているというのが現状です。

当社にも、子育てをしながら仕事を続けているT女史という社員がいますが、二人のお子さんはまだ幼いために残業はできず、時にはお子さんの体調不良で早退、あるいは欠勤せざるを得ないといった事態も発生します。

そんな状況下にある彼女は、必要なデータをUSBメモリに入れ、自宅で業務をこなすことが日常的になっていますが、いざ仕事を始めると使いたいファイルが手元になかったり、会社を休むことになった場合には、ファイルをコピーしに行くこともできず、仕事にならないということもあるようです。

また、当社は業務上のメールが非常に多いのですが、在宅業務をする際、会社のパソコンでやり取りしたメールの送受信ログが自宅パソコンに無いために不便を感じていたり、在宅業務で更新したファイルを会社のパソコンに戻す作業も思いのほか大変なようで、これは何とかしてあげなければと思っていました。

<T女史の悩み>
●会社から持ち帰ったファイルだけでは不足が生じる場合がある。
●ファイルを取りに行くことができない場合がある。
●自宅で更新したファイルを会社のパソコンに戻す作業が大変。
●自宅では会社のパソコンのメールログを利用できない。

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■ファイル/フォルダの同期について考える

そこで私が考えたのは、在宅業務で使用する個人のパソコンと会社で使用するパソコンとのデータの同期化でした。

好都合なことに、彼女の所有するパソコンはノートパソコンでしたので、日常的にパソコンを会社に持参してもらい、会社のパソコンと同期をとってもらうのです。

会社のパソコンには、Backup Platinumがインストールされていますし、ファイル/フォルダの同期機能がありますので、設定を施すのは簡単です。個人のパソコンを持ち込むにあたっては、会社の許可を得て管理者の私が彼女のパソコンを適切な状態に管理できれば良いと考えたわけです。

しかも、彼女のパソコンは家族とは共有せず彼女だけが使用していることですし、会社で導入している「ASPで一元管理できるウイルス対策プログラム」もまだライセンス数に余裕があります。ところが、様々な問題も出てきました。

●ノートパソコンが大きく、女性が日々通勤時に持ち運ぶのには無理がある。
●ハードディスクの空き容量が足りない。
●個人のパソコンまで会社に管理されたくない。

このような理由から、個人のパソコンを業務パソコンと直接同期させるという案は、立ち消えとなりました。
ならば、何かを介在して同期を取れないものかと考え、FTPを活用する方法を試してみました。今時のNASにはFTPサーバー機能というものがあり、Backup Platinumを使えばFTPサーバーとの同期も可能だからです。

しかし、私はFTPの理解が浅く、付け焼刃でNASの設定を変えてみたりもしましたが、やれグローバルIPがどうとか、ルータのポートを開けなければならないとか、今の自分ではとても手に負えるものではなかったため、今回は大人しく見送ることにしました。

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■パソコンが駄目ならハードディスクを持ち運ぶ

ここで諦めてしまっては、働くお母さんを支援することはできません。日本の少子化も一向に改善しません!

そもそも今回の事案は、パソコンのモバイル使用の話ではなく、据え置きで使用しているパソコン同士のデータ共有ですので、ならば、ハードディスクを持ち運んでしまえ…ということで、白羽の矢が立ったのがUSB接続の2.5インチポータブルハードディスクです。

「小さい」「軽い」「充分な容量」という条件をすべて満たしている上に、サブノートパソコンより遥かに安い(当然ですが)!これならきっと社長にOKしてもらえるはずです。

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Contents

[第1章]
ファイルバックアップの大幅見直し計画(2006.07.21掲載) [1] [2]
[第2章]
PowerX Backup Platinum 2.0を使ったバックアップ構成/設定の実例(2006.07.28掲載)
[1] [2] [3]
[第3章]
ファイル同期で在宅業務も改革(2006.08.09掲載) [1] [2]