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PowerX Hard Disk Managerの隠し機能
“ブートコレクタ”を使ってWindowsマルチブート環境をお引越 上級

■デュアルブート環境のお引越しについて考える

PowerX Hard Disk Manager 7.0は、パーティションのサイズ変更、パーティション・ハードディスクのコピー、イメージファイルの作成・復元に対応したハードディスクの総合管理ユーティリティーです。

今回は“ハードディスクのコピー” 機能を使って、デュアルブート環境を移行した際に発生した、システムの起動に関するトラブルの解決方法についてご紹介したいと思います。

デュアルブート環境と一口に言っても、Windows9x系のオペレーティングシステムや、LILOやGRUBを使用してのLinuxとの共存など、さまざまな構成が考えられますが、今回はWindows2000 Professional SP4が1台のハードディスク上に2つ構成されている環境を、別のハードディスクへ移行する場合を例にあげてみます。

 

システムパーティションのドライブ文字が…

今回のお引っ越しは、一見、Hard Disk Managerの “ハードディスクのコピー” 機能を使って、デュアルブート環境が構成されているディスク上のパーティションを、全て別のディスクに移行すれば完了すると思われました。しかし、システムの移行を阻むある重大な問題があったのでした…。 私の環境はドライブ文字構成が少々ややこしくなっており、デュアルブート環境が構成されている1台目のディスクの1つ目のシステムパーティションにはドライブ文字として"C:\"が、2つ目のシステムパーティションにはドライブ文字として"G:\"が割り当てられています。

画面1:
私のコンピュータのディスクマップ
ディスク1のボリュームラベル ”system1(C:\)”が1つ目のWindows2000環境、ディスク1のボリュームラベル”system2(G:\)”が2つ目のWindows2000環境。2つ目のシステムが何故論理になっているのかも既に記憶なし…

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このG:\ドライブが曲者で、システムの引越し対象である別のディスクにこれをコピーすると、Windows2000/XPオペレーティングシステムのドライブ文字の管理方法の仕様(※1)により、現在システムパーティションのドライブ文字(G:\)の割り当てが解除されてしまい、D:\として新たなドライブ文字が自動的に割り当てられてしまうという現象が発生します。この動作が大きな問題で、G:\として構成されたシステムパーティションのドライブ文字が変化してしまうと、オペレーティングシステムは以下のようなメッセージをWindowsの起動時に表示し、ログインの処理さえも受け付けてくれない状態となってしまうのです。

※1: ブート パーティションのドライブ文字が変更されているとログオンできない
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;249321


画面2:
仮想メモリの限界メッセージ

いろいろと回避方法が表示されていますが、今回はシステムにログインすることができないため役に立ちません…

 

 

 


長年自分の用途に合わせて作り上げてきた環境を、一から作り直すには、気力も、時間もない…。
そんな悲観的な状況を救ってくれるお役立ちツールが、Hard Disk Managerには搭載されています。

 

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■Hard Disk Managerの隠し機能?“ブートコレクタ”

パーティションとドライブ文字の関連付けは、システムパーティションのレジストリで管理されています。
上記のようなドライブ文字の予期せぬ変更が原因で起動しなくなった場合も、“ブートコレクタ”を使用すると、オペレーティングシステム上のレジストリを再編集し、システムパーティションのドライブ文字を再設定(上記の私の環境の場合にはG:\として再設定)できるので、オペレーティングシステムを再び起動可能にすることができます。
ブートコレクタの主要機能は以下のとおり。

ブートコレクタの主要機能

  • システムレジストリのドライブ文字の修正 (今回使用する機能)
  • BOOT.INIの編集
  • マスターブートレコード/パーティションブートレコードの初期化
  • アクティブパーティションの再設定
  • パーティションID/パーティションシリアル番号の変更

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