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ファイルロストによるトラブルに対処できるファイルの復元ソフト
PowerX Handy Recovery 3.0 初級

筆者のように原稿書きを生業にしている人はもちろん、業務でデータを作成している方全員が共通して、恐怖に感じるのがファイルロストの危険性です。誤ったファイル操作を行なったり、システムのハングアップなどにより、ファイルが削除されてしまった場合、どのようにファイル復元を行なえばいいのか戸惑った経験を持つ方は少なくないでしょう。残念ながら、多くの方が使っているWindows XPには、ファイル復元機能は用意されておりません。

もちろん「ごみ箱」機能により、ファイル削除に至るまでワンクッションが設けられているものの、前述のようなトラブル時には意味をなしません。「OS側に同種の機能があれば……」と、ファイルロストしてから嘆く前に、ファイル復元ツールの導入をご一考されてはいかがでしょうか。

■PowerX Handy Recovery 3.0のおかげで原稿が復活

それは原稿を書き上げたときのこと。早朝から書き続けた原稿が夕方頃になってようやく形になり、ファイルを保存してテキストエディタから、文法チェックを行なうツールに切り替えたときでした。しかし、保存したはずのファイルおよびフォルダが見あたりません。もともと適当なファイル名をつけて原稿を書いていたのが災いし、納品準備を行なうためのリネーム処理時に誤って削除したようです。

文書上では淡々と書いている失敗談ですが、当時のことを思い出すといまだにゾッとします。それというのも原稿の〆切はその日の夜。諸事情によりギリギリまで引っ張っていたので、そこから書きなおしても間にあいません。テキストエディタの自動保存機能を期待して、テンポラリフォルダを確認しましたが、そこに残されているのは5分の1も書いていない序文のみ。テキストエディタの設定を実験的に変更していたため、自動保存機能が正常に動作していないようでした。

一から書きなおすか、編集部に連絡をして〆切を延ばしてもらうか、悩んでいる最中に思い出したのが、たまたま手元にあったPowerX Handy Recovery 3.0。ちょうど某誌からの依頼で試用中だったため、さっそく<分析>ボタンでパーティション上のチェックを行なうと(画面1)、過去に削除したフォルダが列挙されました。エクスプローラ風のツリービューから各フォルダの内容を確認し、作成した原稿(テキストファイル)やアプリケーションの画面を撮った画像ファイル数点を発見(画面2)。後はファイル復元機能を用いて復元した次第です(画面3)。

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← 画面1:
ファイルの復元ソフトPowerX Handy Recovery 3.0を起動し、誤って削除してしまったファイルを探すため、<分析>ボタンでパーティション上をチェックします。

 

 

 

 

 

 

 



← 画面2:
フォルダ内から目的のファイルを発見したら、ダブルクリックもしくはファイル選択後、右クリックメニューから<復元>を選択します。
復元先は削除ファイルと異なるパーティション(ドライブ)がお勧め。

 

 

 


← 画面3:
ご覧のようにファイルは見事復元。
誤ってファイルを削除してしまったときも、PowerX Handy Recovery 3.0のようなファイル復元ソフトがあれば安心です。

 

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ちなみにファイルの復元時には、ワイルドカードを用いたファイル名指定や日時、サイズといった条件を付加することで、復元対象となるファイルを絞り込むフィルタ機能が使用可能(画面4)。技術説明書として配布されるPDF形式やDOC形式など、特定のファイルを限定して復元する際に有用でした。

また、対応するファイルシステムは、FAT12/16/32、NTFS 5および圧縮・暗号ファイルをサポート。つまりWindows XP上で使用できるファイルシステムであれば、各種メディア上で削除されたファイルは基本的に復元できるので、今回のようなHDD上だけでなくデジタルカメラの記録メディアなどさまざまな場面で活用できるでしょう。


← 画面4:
復元を行なうファイル名や種類がわかっているときはフィルタ機能が便利。
ワイルドカードによるファイル名や日付、ファイルサイズによる絞り込みが可能

 

ファイル復元時に注意しなければならないのがファイルの復元先。初期状態では「C:\Recovered Files\」となっていますが、そもそもファイルの削除とは、ファイル本体となるデータを削除するのではなく、ファイルのデータが書き込まれた位置を示すインデックスからエントリーを削除する仕組みになっています。つまり、同じパーティション上にファイルを復元するということは、既存のデータを上書きする危険性があるため、可能ならば別パーティションを選択すべきでしょう。たまたまあったPowerX Handy Recovery 3.0で九死に一生を得た筆者でした。

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