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データの復元とフラグメンテーションの関係 中級

データの消失という被害を最小限に食い止めるためには、日常的なバックアップが鉄則となりますが、本格的なミラーリングでもしない限り、個人のユーザーレベルで行えるバックアップでは、データの消失をゼロにすることは不可能です。

こんな時、最後の手段として登場するのが「復元ソフト」によるデータの復元ですが、成功率は日々の定期的なメンテナンスに左右されることをご存じですか?

今回は、データ復元ソフトPowerX Handy Recovery 3.0による復元をより確実なものにする手法をご紹介したいと思います。

■復元率を左右する要素

データ復元の際、成功率を左右するのがフラグメンテーションの度合い(データの断片化率)です。

ここではフラグメンテーションが発生している状態と、デフラグが実行された状態を比較しながら解説していきます。

まず同じ容量、同じサイズのデータを保存した2つのディスクがあったとします。一方のディスクはフラグメンテーションが発生している状態(ファイルが断片化した状態)、もう一方のディスクはフラグメンテーションが発生していない状態(ファイルが連続した状態)であるものとします(下図)。


:各色で一つのファイルを表しています。

この状態で、ハードディスク上の同じ領域が物理的に欠損してしまったとします(下図)。


この領域はソフトウェア的な処理を施すことは困難なため、復元ソフトの処理で読み取れるデータはそれ以外の領域のものとなります。 無事な領域のデータが復元ソフトにより全て読み込めた場合でも、最終的に完全な状態で復元されるファイルは、フラグメンテーションが発生した状態とそうでない状態では、実に1対3の比率となっているのです(下図)。


それではPowerX Handy Recovery 3.0を使った復元で、実際の効果を測定してみましょう。

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