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番外編:もしもバックアップを忘れたら?失ったデータを復活させる! 中級

これまでお手入れ術では、「不要ファイル等をこまめに捨て、空き領域を確保する」、「定期的にデフラグをかけてデータを連続した状態で保存する」、そして「クリーンな状態のバックアップを取っておく。更新が頻繁にあるファイルデータはファイル・フォルダ単位で随時コピー」、といった日常的に行うのが望ましいパソコンのお手入れについて、ご説明してきました。

こうした日常的なお手入れにより、パソコンのパフォーマンスを維持することができ、万が一パソコンが不調になっても復旧できるのです。
とは言え、ついつい忘れてしまうこともありますよね。

誤ってデータを削除してしまった、ウイルスの攻撃やソフトウェアの障害によりデータが削除されてしまった、ということは十分に起こり得ます。そんな時、バックアップを取っていなかったら、終わり。
・・・と諦めるのはまだ早い!

バックアップをとっていなかった場合、最後のチャンスでデータの復活に挑戦することもできます。
100%の確率でデータが戻ってくる、という訳には行きませんが、どうにも諦めきれない大事なデータであれば、挑戦してみる価値はあります。

今回はPowerX Handy Recovery 3.0を使った、デジタルカメラで撮った写真の復元方法をご紹介いたします。

  • 思い出は消したくない!間違って消してしまったデジタルカメラの画像を復活させる
  • 便利な機能
  • まとめ

筆者は一昨年、3日間の沖縄旅行で最初の2日間分の写真を消失してしまいました。
旅行用に買ったばかりで、慣れないデジタルカメラの操作で間違ってそれまで撮った写真を全部削除してしまったのです。

さて、一昨年の写真データは復活できるでしょうか?

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■思い出は消したくない!間違って消してしまったデジタルカメラの画像を復活させる

旅行の際使っていたデジタルカメラの記憶媒体(今回はSDカードです。)を取り出して、カードリーダーで読み込ませます。

デジタルカメラの記録媒体の中身を見ると、中身は空っぽです

 

 

 

 

 

 


 

◆まずはPowerX Handy Recovery 3.0で分析してみよう

一見するとなんのデータもない画像フォルダ。この中には何が残っているのでしょうか?

まず、PowerX Handy Recovery 3.0で、復活したいデータが保存されていた場所を選んで、分析をかけます。

ドロップダウンリストから、削除されたデータを検出するドライブを選択して、分析ボタンをクリックしてください。
※この場合は、CANONのデータドライブです。

 

 

 

 

 

 

 


 

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◆分析結果を見る

左側のツリービューにはフォルダが、右側のビューにはそのフォルダ内に含まれるデータが表示されます。 Windowsのエクスプローラーと同じようにファイル・フォルダを参照することができるようになります。 既存ファイル・フォルダに加えて、削除したファイル・フォルダも表示されます。

削除したファイル・フォルダにはアイコンに赤い×印が付きます。 フォルダアイコンに表示される小さい+印は、このフォルダの中に削除フォルダ・ファイルが含まれていることを示しています。

右側のビューには、データを復活できるか否かの確率も表示されます。

アドバイス1 :
分析をかけると、ファイルの状態の“良し悪し”が分かります。 状態が良ければ復元できる可能性は高いです。 まずはPowerX Handy Recovery 3.0体験版をダウンロードしていただき、データの状態を分析して復元できる可能性を確かめてからソフトを購入するとよいでしょう。
体験版をダウンロード、インストールするときは、取り戻したいデータとは別のドライブにしてください。

疑問:
分析の結果表示されたファイル・フォルダ名がの意味がよく分からない。
 
今回の分析では、無名の消去ファイル、$$folder_3736、$$folder_9428という3つのフォルダが検出されました。各フォルダの中には、それぞれ削除されたデータが入っています。「無名の消去ファイル」というフォルダ名は、そもそも何かしらのフォルダにデータが保存されていた、という情報すら不明な場合に自動的に割り振られます。
「$$folder_・・・」というフォルダ名は、何かしらのフォルダにデータが保存されたことは判明したが、フォルダの名前は不明、という場合に、フォルダ構造を生かしてフォルダ名は自動的にHandy Recovery が割り振ります。
また、「無名の消去ファイル」フォルダ内とそれ以外のフォルダ内のデータでは、データの名前のつけ方が違うようです。 具体的には、前者では「ImageJPEG_0001.jpg」、後者では「?MG_0601.JPG」となっています。
デジタルカメラで写真を今撮って保存すると、「IMG_1027.JPG」となりました。
どうやら前者ではファイルの名前情報までは生きておらず、Handy Recovery が自動的に名前を割り振っており、 後者では、ファイル名の頭1文字が消えているので、「?」を補っています(データを復活させる際には、「?」を別の文字に置き換えられます)。
 
このように、削除データによって状態が異なります。

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◆削除データの復活に挑戦!

分析の結果表示されたデータの中から、これと思われるデータを選らんで復元ボタンをクリックしてください。

右の画面が出てきます。この時、参照ボタンをクリックして、復元させるデータの保存先を指定してください。

 

 

 

 

 

 

アドバイス2 :
復元するデータの保存先は、元のドライブとは別のドライブに保存してください。
データが上書き保存されると、これから復元しようとするデータが元々あった位置にデータを書き込んでしまう可能性があります。
別のデータが上書きされてしまうと、復元できる可能性が著しく低減します。
 
体験版をダウンロード、インストールしていただく際は、削除してしまったデータが元々あったドライブとは別のドライブに保存し、インストールするようアドバイス1で記載しているのは、このためです。
復元ファイルの保存に限ったことではありません。インターネットをするとハードディスクにキャッシュが保存されますし、不必要にアプリケーションを起動させると、ハードディスクが使用される可能性もあります。
したがって、データが消失してしまった直後は、上書きされてしまわないように、パソコンをあまり使用しないことが望ましいのです(詳細は、「失ったデータを取り戻したい・・・成功の可能性を高めるための3つのヒント −PowerX Handy Recovery 3.0−」をご覧ください) 。
 
デジタルカメラでは、誤って画像を削除してしまった場合には、スペアの記録媒体に入れ替えてから写真を撮ってください。

さて、今回筆者が復活させようとしているファイルは、2005年夏のデータ。
かなり古いので、状態もよくないと推測します。 よって「無名の消去ファイル」フォルダの画像データを1つ1つ、復元してみました。

沖縄旅行写真1 沖縄旅行写真2


すると見事に沖縄旅行写真を復活させることができました。

間違って写真を削除してしまったときの悲しさを思い出すと同時に、2年も前の写真なのに復活させられたことの喜びで感慨深いです。

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Contents

[第1章]
意外と見落としがちなケア パソコンのお手入れしてますか?(2006.07.21)
[第2章]
パソコンってどんなもので構成されているの?早覚えの達人、メモリの役割
(2006.08.04) [1] [2]
[第3章]
散らかった部屋を整理しよう
<1>いつの間にか溜まっているゴミを捨てる(2006.08.18) [1] [2]      
<2>ハードディスクダイエット後のお手入れ(2006.09.01)
<3>プラスαのお手入れ(2006.09.15) [1] [2]
[第4章]
広ーい部屋こそ効率よく使いたい−メンテナンスとしてのパーティション操作−
(2006.11.10)  [1] [2] [3]
[第5章]
転ばぬ先の杖−バックアップを取ろう−(2006.11.22)  [1] [2]
[番外編]
もしもバックアップを忘れたら?失ったデータを復活させる!(2007.02.09)  [1] [2]

Contents END