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ネットブックを快適に使う〜SSD換装とカスタマイズ〜中級

前回、ネットブックにLinuxをインストールしCrossOver Linux上でWindowsアプリケーションを使用する手法について紹介しました。

しかし、やはりインストールの敷居が高かったり、動作しないソフトウェアも多数あることから「プリインストールされているWindows環境を快適に使いたい。」という方も多数いらっしゃるかと思います。

そこで今回はネットブックに搭載されているハードディスクをSSDに換装し、PowerX製品などを使用してカスタマイズすることでどのぐらい起動時間が短縮できるのか?を検証してみたいと思います。

※SSDへの換装はメーカー保証対象外となる場合があります。換装時のトラブルについて弊社では保障いたしかねます。お客様の自己責任となりますのでご注意ください。

検証には、前回紹介しました「HP 2133 mini Note」、SSDは「Trancend TS128GSSD25S-M」を使用しました。

SSD換装前後の比較については今回省きます。

カスタマイズ前のWindows起動時間の計測。

Windows起動時間の計測にはフリーソフトの「Passmark Rebooter」を使用します。

このプログラムでは再起動を繰り返し再起動に要した時間を記録することが可能となっています。

10回再起動を行いそれに要した時間の平均値を採りたいと思います。

 

カスタマイズ前の起動時間を計測

換装後、カスタマイズを行う前に起動時間を計測しました。

次のスクリーンショットのような結果になり、Windows起動時間は約3分30秒(210秒)でした。

既にSSDに換装し運用している環境のため換装前の実測値をご紹介することができませんが、換装前にはだいたい4〜5分程度を要していたと記憶しています。

 

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PowerX Vista Optimizer を使用してカスタマイズする

PowerX Vista Optimizer 2008にて「シングルクリックで健全性管理」機能を使用し最適化を実行しました。

いくつかの最適化項目が検出され、それらを解決した後、同様に再度起動時間を計測してみます。

PowerX Vista Optimizer 2008でのカスタマイズの結果、Windowsの起動時間は約3分15秒(195秒)と15秒高速化されました。

 

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PowerX PerfectDisk 2008を使用してファイルシステムのデフラグを実行する

SSDではディスクではなくフラッシュメモリが使用されているためハードディスクのように回転するディスクからのデータを読み書きを行う機構にはなっていません。

そのためフラグメンテーションが発生しても理論上データの読み書きのスピードには差異が発生しないはずですがデフラグを実行し実行前後で差異が発生するのかを同様に検証しました。

デフラグ前は前項で紹介したように、およそ195秒でした。

※SSDには書き換え可能回数に制限があります。
デフラグを行うことで大量のデータの書き換えが発生するためSSDの寿命を縮める可能性がありますので注意してください。

画面は、オンライン、オフラインデフラグを実行した後のものになります。

この状態で再度Windows起動時間の計測を行います。

Windows起動時間は3分10秒(190秒)と若干ではありますがデフラグ前に比べさらに5秒の高速化を果たし、SSDにおいてもデフラグは効果があることがわかりました。

以下にそれぞれの作業後に対する起動時間の比較を掲載します。

  起動時間(およそ) ハードディスクに対する高速化の割合
換装前(ハードディスク) 240秒 0%
SSD換装後 210秒 13%
Vista Optimizer 2008 使用後 195秒 19%
PerfectDisk 2008 使用後 190秒 20%

SSD換装前には4分ほどの時間を要していたWindows Vistaですが、換装を行いカスタマイズすることでWindowsの起動時間がおよそ50秒(20%)短縮され、起動までのイライラから解消されました。

それ以外にもアプリケーションの起動が高速になったことやハードディスクに比べて発熱がないこと、アクセス音がしないため静音性に優れていることなどSSDの寿命を差し引いても使いやすい環境になったと思われます。

最近ではそれ以外にもネットブックを有効に活用するための特集が雑誌で紹介されたり、そのための書籍まで発売されています。

それぞれカスタマイズして自分好みのネットブック環境を構築してみてはいかがでしょうか?