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実験室X
Partition Manager のリカバリ環境が起動するハードディスクを構築する 中級

 

1.はじめに

PowerX Partition Manager 11 Pro(以下Partition Manager) 製品ディスクにはWindows PE 3.0 を利用して起動するリカバリ環境があります。

Windows PE 3.0では、BIOSやコンピューターごとの対応は必要になりますがUSBメモリなどからの起動をサポートしていますので、理論的にはPartition Manager のリカバリ環境を USBのハードディスクから起動することも可能なはずです。

そこで今回は、USB外付けハードディスク1台でバックアップ/復元が行える環境を構築してみます。

※1、この記事の内容について、ネットジャパンでは一切のサポートを行いません。
※2、お使いのコンピューターによっては、USB外付けハードディスクからの起動をサポートしていない場合があります。対応の可否については各コンピューターメーカーへご確認ください。


<準備するもの>

  • USB外付けハードディスク
    ※独自のブート機能を持っているハードディスクを使用する場合は、ブート領域を無効に設定してから作業することをおすすめします。
  • Partition Manager 製品メディア
  • Windows AIK

作業を始める前にMicrosoft 社のWebサイトから、お使いのWindowsに対応したWindows AIK をダウンロードしインストールしてください。

 

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2.復元環境を起動するパーティションを作成する

用意するハードディスクは、既に使用中でデータの入っているものでも構いません。「新規パーティションの作成ウィザード」などを使って、ハードディスクの先頭にPartition Manager 製品メディアの内容をコピーするためのパーティションを作成します。既存のパーティションが存在するハードディスクの先頭にパーティションを作成する場合は、「詳細モード」でウィザードを実行してください。

※既存のパーティションにそのままコピーしても構いませんが、新しくパーティションを作る理由については後述します。

パーティションサイズおよびファイルシステムは問いませんが、製品メディアの内容をコピーするだけですので大きなパーティションは不要です。今回は4.6GB程度のパーティションをNTFSで作成します。

次の作業のために、ここではドライブレターを「F:」として付加しています。

 

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3.必要なファイルをコピーする

Partition Manager 製品メディアから必要なファイルをコピーします。
すべてをコピーしても構いませんが最低限コピーする必要があるフォルダー/ファイルは次のものです。

<フォルダー>
  • BOOT
  • EFI
  • SOURCES
<ファイル>
  • BOOTMGR

コピーが完了したらPartition Manager の製品メディアは取り出してください。

4.パーティション設定の変更

外付けのハードディスクから起動するために、先ほど作ったパーティションの設定を変更します。

◆起動用のパーティションをアクティブにする
Partition Manager を起動して外付けハードディスクの第1パーティションをアクティブに設定します。

 

◆外付けハードディスクにブートセクタを書き込む
Windows AIK を使って外付けのハードディスクに起動情報を書き込みます。
Windows AIK をインストールすると[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft Windows AIK]→[Deployment ツールのコマンドプロンプト]が登録されます。このショートカットを右クリックして「管理者として実行」から起動してください。次のような画面が表示されます。

コマンドプロンプトに次のように入力します。
C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools>cd x86 [Enter]
C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\x86>bootsect /nt60 <ドライブレター:> /mbr [Enter]
<ドライブレター :>にはPartition Manager のファイルをコピーしたドライブのドライブ文字を入力します。
一連の作業を行うと次のように表示されます。

「Bootcode was successfully updated on all targeted volumes.」と表示されれば作業は完了です。

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