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Windows 7とUbuntuのデュアルブート環境の別HDD環境への移行 中級

 

■移行先HDD上のGrub再構成

移行先のHDDからは、システムを正常に起動させることはできませんでした。

この場合、Grub自体が起動しないのでUbuntuのインストールCDから起動して、Grubを再構成する必要があります。

UbuntuのインストールCDをPCにセットして、インストールCDから起動してください。インストールCDの初期画面でF6キーを押すと、起動オプションが表示されるので「インストールせずにUbuntuを試してみる」を選択します。

 

UbuntuのLive CD環境が起動したら、端末を起動してUbuntuのインストールされているパーティションを確認します。冒頭に既述したように、Windows 7の後ろの領域にデフォルトでインストールしているので、Ubuntuのシステムは拡張領域(/dev/sda3)の論理パーティション(/dev/sda5)として作成されています。以下のコマンドを実行して確認することもできます。
# sudo fdisk –l

 

次に以下のコマンドを実行します。
# sudo mount /dev/sda5 /mnt
→ マウント対象はUbuntuがインストールされているパーティションを指定します
# sudo mount --bind /dev/ /mnt/dev
# sudo chroot /mnt
# sudo grub-install /dev/sda

“Installation finished. No error reported.”と表示されれば正常にインストールされているはずです。

システムを再起動するとGrubが再構成されていました。

 

Windows 7から起動して内容が移行されていることが確認できます。

 

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■Swap領域の有効化

最後に、新規作成したSwap領域をシステム起動時に有効化させるように設定します。
Ubuntuを起動し、端末上で以下のコマンドを実行すると、新規作成したSwap領域が有効化されていないことが分かります。
# sudo top

ここで以下のコマンドを実行するとSwap領域が有効化されます。
# sudo swapon /dev/sda6

再びtopコマンドを実行すると、Swap領域が有効化されたことが確認できます。

ただ、このままではシステムを再起動時には自動的にSwap領域は有効化されません。
システム起動時にSwapを有効化するためには/etc/fstabを編集して、以下の行を追加してください。
/dev/sda6 swap swap defaults 0 0

これで移行は終了です。システムを再起動しGrubが正常に起動し各OSから正常に起動でき、Ubuntu起動時にSwap領域が自動的に有効化されていることを確認してください。

 

■Grubの修復/再構成方法 その2

イメージから復元した際、今回のようにGrub自体が起動しない場合もあれば、Grubは起動するけど壊れている、という場合もあります。その場合は、起動したGrub rescue上で以下のコマンドを入力することで、Ubuntuから起動させることができます。
grub rescue> ls
→ デバイスの状態を表示します
grub rescue> ls (hd0,msdos6)/
→ lsコマンドで表示された中からLinuxシステムと思われるパーティションを指定して内容を確認してみます。
grub rescue> set prefix=(hd0,msdos6)/boot/grub
grub rescue> insmod (hd0,msdos6)/boot/grub/normal.mod
grub rescue> normal

Linuxから起動ができたら、端末を起動して以下のコマンドから再度Grubをインストールしてください。
# sudo grub-install /dev/sda

システムを再起動すると再構成したGrubが起動します。各OSから起動が可能かどうかを確認してください。

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