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PowerX StandbyDisk 5 〜最新オペレーティングシステムWindows7をスタンバイディスクから起動するテクニック〜 上級

遂に2009年10月22日、Microsoft Windows Vistaの後継バージョンとなるWindows7が一般発売となりました。早速、この最新オペレーティングシステムを現在ご使用されているマシンへ導入された方も多いかと思います。

そこで今回はシステム/データのバックアップに優れた PowerX StandbyDisk 5 を取り上げます。
StandbyDiskは、2台のハードディスクを使用することで、ソフトウェア的、ハードウェア的にシステムやデータを保護することができます。

StandbyDiskにはスタンバイとミラーリングの2種類の保護モードが用意されています。スタンバイディスクは2台のディスク間で同期をとりますが、わざと時間差を設けてあります。これで、仮に間違えてボリュームを更新してしまってもスタンバイ側から起動することで事なきを得ます。一方ミラーリングは、書き込みは同時にスタンバイ側へコピーされます。リアルタイム性を必要とされる場面でのハードウェア的障害に対応できます。

例えば、システムには冗長性を持たせるためにスタンバイ方式で、データは常に最新にしておきたいのでリアルタイムにミラーリングといった組み合わせや、わざわざミラーボリューム構成をせず、現在の構成に一台ハードディスクを追加してシステム全体をミラーリングしておきたい、といったことができます。

今回は発売されたばかりの Windows7へPowerX StandbyDisk5(build178) をインストールし、【[スタンバイ方式][ミラーリング]を構成したハードディスクからWindows7がそれぞれ正常に起動するか?】の動作を確認してみました。 確認で使用するWindows7は以下の2環境です。

  • Windows VistaからアップグレードしたWindows7
  • 新規にインストールしたWindows7

確認するパターンとして上記2環境×2バックアップ方式([スタンバイ]/[ミラーリング])ですので、4パターンとなります。
実際に確認した結果、各方式で構成したバックアップディスクからのWindows7起動可否は、以下の様になりました。

環境
[スタンバイ方式]
[ミラーリング]
Windows VistaからアップグレードしたWindows7
○(起動可能)
×(起動不可)
新規にインストールしたWindows7
×(起動不可)
×(起動不可)

 

確認した4パターンの内、Windows7が正常に起動できる条件は[Windows Vistaからアップグレードした Windows7]による[スタンバイ方式]だけとなりました。
残念ながら現時点※1において、上記を除いたWindows7([×]の付いた条件)では正常に起動することができません。
※1 2009/10/29 時点: PowerX StandbyDisk5 [Build178] において。対応版を近日リリースする予定です。

しかしその起動不可能になってしまった条件下においても [Windows7を正しく起動させる] までのテクニックをご紹介します。

 

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StandbyDiskによるバックアップ操作はいたって簡単です。
バックアップ用のHDDをPCへ1台接続し、バックアップしたいボリュームへチェックを入れスタンバイディスクを構成するだけです。

[ミラーリング]を行ないたい場合は、[ミラーボリューム]チェックボックスをONにします(事前にミラードライバーをインストールし、システムを再起動しておく必要があります)。その後、自動的にバックアップ用HDDへフォーマット/バックアップが開始されます。


上図 : スタンバイデスク構成-[スタンバイディスク設定]

それでは実際にWindows7が構成されているバックアップディスクから起動してみましょう。PCの電源を入れると通常どおりWindows7スプラッシュ画面が表示されます。

しかし、そこからPCが強制的に再起動され[Windowsエラー回復処理]画面に移行してしまいます(下図右の[エラー回復処理]画面から”Windowsを通常起動する”を選択しても、同画面に遷移します)。


上図:Windows7 スプラッシュ画面

上図:[Windows エラー回復処理画面] Build178では、上記画面が表示されミラーディスクからWindows7が起動しない

今回確認した4パターンの内、3パターン([Windows Vistaからアップグレードした Windows7]による[スタンバイ方式]を除く)はこの画面に移行後、Windows7を起動することが出来ませんでした。それではここからWindows7を起動させる方法です。

注:ご紹介するテクニックはシステム内部の情報を変更するため、操作に誤った場合はデータを紛失する可能性があります。バックアップをとる等して、お取り扱いには十分にご注意ください。

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