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PowerX Partition Manager 11.5 Proの新機能「パーティション配置調整ツール」の効果を測定してみる 初級

「パーティション配置調整ツール」とは

PowerX Partition Manager 11.5 Pro(以下PM11.5)には「パーティション配置調整ツール」が新機能として追加されました。この機能を使用することにより、Advanced Format Technology(AFT)でフォーマットされたハードディスクで、パフォーマンスを低下させることなくWindows XP(32ビット版)を使用することができるようになります。

AFTは従来のハードディスクのセクター長512バイトを4096バイトに拡大する技術で、これによりハードディスクで2TBの壁を超えることが可能になります。Vista以降のOSではこのセクター長4096バイトを持つハードディスクに対応していますが、XPでは対応していません。そのため、XPをこの方式でフォーマットされたハードディスクに構成すると著しくパフォーマンスが低下してしまう問題があります。ジャンパーピンの設定や専用のツールを使用すれば回避できますが、あまり知識のないユーザーにとっては敷居の高い操作となります。

しかし、今回PM11.5に追加されたこの機能を使用すればXPを使用していても本来のハードディスクのパフォーマンスで使用することが可能になります。

効果測定

今回の効果測定には以下の構成のマシンを使用しました。
 CPU: Core i5 2500K
 マザーボード: Gigabyte Z68XP-UD3-iSSD
 ハードディスク: Western Digital WD10EARS
※処理を行う前にPM11.5でシステムのバックアップを作成することをお勧めします。

まず、AFTでフォーマットされたハードディスクにXPを構成(Cドライブのみ)し、必要なドライバーをインストートールしてからCrystalDiskMark 3.0.1でCドライブのベンチマークを計測します。

 

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次に、PM11.5をインストール/起動してください。[パーティションのリスト]でシステムパーティションの先頭セクターが”3Fh”の場合、パーティション配置調整ツールでの効果が見込めます。

左上にある[エクスプレスモード]をクリックして表示形態を変更します。エクスプレスランチャーが表示されたら、[パーティション操作]の一番下にある[パーティション配置調整ツール]をクリックします。


「パーティションの配置調整ウィザードへようこそ!」と表示されます。このダイアログに表示される注意書きを必ず確認してから[次へ]をクリックしてください。


配置調整が必要なパーティションが検出されると、以下のように表示されます。対象を確認したら[パーティションの配置を調整]をクリックしてください。

 

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システムパーティションなど排他的に操作できないパーティションを処理するには再起動を要求されます。[再起動して配置を調整]をクリックしてください。


システムが再起動し、処理が開始されます。処理が終了すると自動的にシステムは再起動します。


システムが再起動し、配置調整が正常に終了すると以下のように表示されます。


PM11.5を終了し、再度CrystalDiskMarkでベンチマークを計測してみます。

上記のように、調整後は各Write速度が向上することが確認できました。512KB単位のランダムライトで飛躍的にパフォーマンスが向上しています(約6倍)。その他、数値は小さいですが、4KB単位のランダムライト(約9倍)、4KB単位(最大32コマンド並列実行)のランダムライト(約7倍)でもパフォーマンスが向上しています。なお、従来のハードディスク(セクター長512バイト)上でも、XPのシステムは調整対象として検出されますが、調整を実行してもパフォーマンス向上は見込めませんのでご注意ください。