製品情報

パン屑ナビゲーション

使い方入門

印刷ユーティリティ

Windows XPで2TBを超えるハードディスクを利用する 初級

はじめに

最近ではハードディスクの大容量化と低価格化が進み、2TBを超えるハードディスクもかなり手頃な価格で手に入れることができるようになりました。PCを使う以上、データは削除しない限り増え続けますので、ご使用のシステムに大容量ハードディスクを導入したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
ただし、この2TBを超える大容量ハードディスクを使用するには以下の注意が必要です。

  1. Windows XP 32ビット版では全領域を使用できない
  2. Windows Vista / 7でも環境の構成方法によって全領域を認識できない場合がある

まず、XP 32ビット版では2TBを超える大容量ハードディスクを正常に認識することができません。たとえば、3TBのハードディスクをシステムに接続して[コンピュータの管理]を確認すると746GBしか認識されません。


また、2TBを超えるハードディスクの全容量を使用するためにはハードディスクをGPT形式でフォーマットする必要があります。しかし、残念ながらXP 32ビット版ではGPTをサポートしていませんので、たとえ正常に容量を認識できたとしても全容量を使うことはできません。

Windows Vista / 7ではこのGPTをサポートしていますので、ハードディスクの全容量を正常に認識できれば全ての領域を使用することができます。ただし、Intel Rapid Storage Technology(旧Intel Matrix Storage Manager)を使用して構成したRAID / AHCI環境では、古いドライバーを使用している場合、XPと同様に容量を正常に認識できないことがあります。システムが容量を認識できなければ、たとえGPT形式でハードディスクをフォーマットできても全容量を使うことはできません。

※ 最新のドライバーを適用することで正常に全領域が表示される場合があります。詳しくはご使用のPC、またはマザーボードのメーカーにお問い合わせください。

これらの環境では、PowerX Partition Manager 11.5 Pro(以下PM11.5)に同梱されているGPT Loaderを使用することで、2TBを超えるハードディスクを認識し全容量を使用することが可能になります。

 

ページtopへ

 

使用方法

まず、2TB以上のハードディスクをPCに接続し、PM11.5をインストールして起動します。この時点では大容量ハードディスクはPM11.5でも正しく容量を認識できていません。


左上の[エクスプレスモード]ボタンからエクスプレスランチャーに表示形態を変更し、[パーティション操作]メニューにある[GPT Loaderのインストール]をクリックします。


インストーラーが起動しますので指示に従ってインストールを行ってください。インストール後にはシステムを再起動する必要があります。


システム再起動後にPM11.5を起動し、エクスプレスランチャーから[PowerX Partition Managerを起動]をクリックします。3TBハードディスクの容量が正しく認識されていますが、MBRディスクとして認識されているため容量が分割して表示されています。

 

ページtopへ

 

全領域を使用するためにはGPT形式でフォーマットする必要があります。3TBのハードディスクをパーティションのリスト、またはディスクマップで選択し、[ハードディスク]メニューから[GPTディスクに変換する]をクリックします。


表示されたダイアログの内容を確認し[はい]をクリックします。このままでは処理は適用されませんので[適用]ボタンをクリックしてください。


処理が適用されると、それまで分割されて表示されていたディスクが一つのディスクとして認識されます。


ディスクマップの空き領域を選択し、右クリックから[パーティションを作成]をクリックして操作ダイアログを表示し、任意のパーティションを作成してください。


操作を適用し、処理が終了したらシステムの[マイコンピュータ]を開いてください。3TBのハードディスクに作成したパーティションが表示されています。これで3TBディスクの全領域を使用したパーティションをXPシステム上で使用することが可能です。