物販ビジネスは怪しい!?失敗しないためのメリットや注意点を解説!
あずまです!
物販ビジネスは、副業としても取り組むことが可能なのか?その際のメリットや注意点、そしておすすめのサービスについて詳しく紹介します。
物販ネットショップや副業としてのAmazon出店、ネットビジネス、フリマアプリを利用した販売など、物販ビジネスとは商品を購入し再販するビジネスのことを指します。
最近では、フリマアプリやECサイトの普及により、誰もが手軽に物販ビジネスを始めることができるようになりました。
要らなくなった中古品の販売から、新品やハンドメイド製品の販売まで、自分の希望や目標に合わせて幅広く取り組むことが可能です。
つまり、これまでビジネス経験がない方や、空いた時間を使って手軽に始めたいと考える方でも、物販ビジネスはチャレンジしやすいビジネスモデルと言えるでしょう。
続いて、物販ビジネスのメリットや注意点についてご確認ください。
メリット | 注意点 |
・スキマ時間で取り組める ・資金がなくても始められる ・人間関係の構築ができる | ・在庫管理を行う必要がある ・仕入れや発送の手間や労力が発生する ・ライバルが多い ・法律に違反する場合がある |
この記事では、物販ビジネスの始め方や、おすすめのサービスについても詳しく解説していきます。
・物販ビジネスとは?
・物販を始めるメリットやデメリット
・物販ビジネスの始め方
・初心者にオススメするサービス
尚、副業に初めて取り組む方や、自分で稼いだ経験がない方向けに、0→1を経験できるオススメの副業を紹介しますので下記よりご確認ください。
物販ビジネスの基本的なフロー
基本的には、商品を仕入れて販売し、その後購入者から支払いを受け取るという流れになります。
ものを仕入れて売却することで利益を得る、一般的な物販ビジネスは、かつては商社の専売特許でしたが、最近ではフリマサイトやアプリ、個人サイトの普及により、誰でも簡単に始めることができるようになりました。
また、資金が少額からでも始めることができるため、副業としても適しています。
スキマ時間を活用することができ、工夫次第で大きな利益を得ることも可能です。
そのため、副業にもおすすめとなっています。
物販ビジネスには多様な種類がありますが、ここでは主にインターネットを用いて商品を売買する物販ビジネスを想定して説明します。
せどりとは?物販ビジネスの同義語
物販ビジネスを調べてみると、「せどり」という言葉もよく登場します。
実際、せどりも物販ビジネスと同じく、商品を仕入れて販売し、その差額を利益とすることを指します。
なお、漢字では「競取り」と表記されます。
転売とはどう違うのか?
また、多くの方が聞いたことがあるであろう「転売」という言葉も、物販ビジネスと似た概念です。
転売とは、既存の商品を購入してそのまま他者に転売することを指します。
過去、新型コロナウイルスの流行に伴い、マスクやトイレットペーパーなどが品薄となり、転売が社会問題となったことがありました。
しかし、転売そのものはほとんどの場合問題ありません。
ただし、イベントやライブのチケットを転売する場合、各自治体の迷惑防止条例に違反する可能性があるため、注意が必要です。
また、中古商品を仕入れて販売する際には、古物商許可証が必要になります。
物販ビジネスの販売方法について解説
物販ビジネスにおける販売方法は主に3つの分類になります。
まず、商品を国内で仕入れ、国内で販売する「国内販売」です。
次に国内で仕入れた商品を海外で販売する「輸出販売」。
そして、販売が確定してから商品を仕入れる「無在庫販売」になります。
このような方法がありますが、それぞれにはメリットだけでなく注意すべき点も存在します。
物販ビジネスを始めるメリット3つ
物販ビジネスを始めることには、3つのメリットがあります。
まず、スキマ時間を活用してすぐに始めることができる点。
スキマ時間で取り組める物販ビジネスは、副業としても適しており、始める際に大きな負担を感じることなく取り組むことができます。
また、多額の資金を用意しなくても始められるという点も大きな魅力です。
初期投資が少ないため、失敗してもダメージが少なく済むために、リスクを減らすことができます。
慣れていくと販路を拡大することができるため、最初は小さなスタートから始めることをお勧めします。
さらに、新たな人間関係を築くことができる可能性もあります。
物販ビジネスに取り組むことで新しい人間関係を築くことができるメリットもあります。
これは、仕入れ業者や購入客だけでなく、物販ビジネス関連の出会いやネットワーク構築の機会も含まれます。
したがって、自己成長の機会としても捉えることができるでしょう。
物販ビジネスの注意点
在庫管理が必要な物販ビジネスでは、売れる前の商品(在庫)を保管する場所の確保です。
規模が小さいうちは自宅でも大丈夫ですが、商品の種類や在庫数に応じて、レンタルコンテナなどの手配が必要になることもあるでしょう。
実際の在庫数と記録した数が一致しているかどうかも細かく確認しなければいけません。
また、どの商品を販売するかを考える際には、仕入れ先や商品の品質、価格などのリサーチが欠かせません。
これは、物販ビジネスを軌道に乗せる上で非常に重要なポイントです。
最後に、物販ビジネスを行う際には法律上の問題にも注意が必要です。
例えば、中古品を販売する場合は「古物商許可証」が必要となりますし、イベントチケットの転売は迷惑防止条例違反となります。
これらの法的なポイントを把握しておくことが重要です。
物販ビジネスを始めるステップ
物販ビジネスを始める際のステップを紹介します。
まずは市場調査を行い、どのような商品を販売するか、どの程度の利益を見込めるかを計画しましょう。
そして仕入れ、販売、納品、回収という流れを経て、成功を目指していきましょう。
競合他者のリサーチ
フリマサイトで自分の出品したい商品の相場価格を調べたり、ウェブショップで同じ商品がどのような価格で販売されているかを確認することができます。
他者の競合をリサーチすることは、ビジネスにおいて必要不可欠な要素です。
また、自分自身が商品を購入する際に、「こんな商品があったらいいな」と感じたことがあれば、それがビジネスの機会となる可能性があります。
そして、じっくりと考えるだけでなく、何か特定の商品を売りたいと思っており、それにリサーチを行うことなく少額で始めることを選択する場合、利益を気にせずにまずやってみるという選択肢もあります。
商品の仕入れ方法
商品を販売するためには、まずどこから商品を調達するかを計画し、実行する必要があります。
既製品を仕入れる場合、利益を最優先に考えるならば、できるだけ安価に仕入れることが大切です。
一般的な傾向として、大量に仕入れることで単価は下がりますが、在庫が増えるため手間がかかりやすくなります。
このような手間賃を仕入価格に加え、利益分を加えたものが販売価格になります。
また、ハンドメイド品や既製品に独自の価値を付加して販売する場合、仕入れや製作にかかる労力に対して価格を決定することが重要です。
顧客への商品の宣伝
商品を販売する準備が整ったら、次は顧客に向けて「こんな商品がありますよ!」とアピールすることが必要です。
例えば、ウェブショップで販売する場合、バナー(画像)や価格が顧客の目を引きやすいです。
ここは各ショップが競争する分野であり、自分独自の特長を持ったアピール方法を考案することが重要です。
商品の受注と発送
商品が見事に顧客の目に留まり、購入したいという要望があれば、受注が確定します。
その後は、顧客が満足するようなやりとりや商品の発送に心を配ることが重要です。
例えば、注文の迅速な対応、丁寧な梱包、商品の適切な保管状態などが主な観点です。
ほとんどのウェブショップには商品に対するレビュー機能があり、これによって今後の顧客獲得にも影響が及びます。
顧客からの販売価格分のお金を回収
最後に重要なのは、顧客から確実に商品の販売価格分のお金を回収することです。
対面でのやり取りの場合、直接お金を受け取ればその取引は終了ですが、ネットショップでの取引の際は、クレジットカード情報や引き落とし期日の管理など、素人には難しい場合も多い現実があります。
そのため、物販ビジネス初心者には既にお金のやり取りの仕組みが整っているサイトを利用することをお勧めします。
多くの既存の物販ビジネス向けWebサイトには、お金を回収するためのシステムが整っており、お金に関するやり取りに手をかける必要がありません。
初心者向けの物販ビジネスサービス4選
物販ビジネスを始める際には、どのウェブサイトを販売の拠点にするかが重要事項です。
ここでは初心者におすすめのサイト・サービスを紹介します。
- スキマ時間で個人取引におすすめの「メルカリ」
- 効率的に物販ビジネスを行うなら「Amazon」
- 簡単にネットショップを開設したいなら「BASE」
- ハンドメイド作品を販売するなら「minne」
スキマ時間で個人取引におすすめの「メルカリ」
今や誰もが知るほどにメジャーとなったフリマサイトが「メルカリ」です。
手持ちの品物を売ってちょっとしたお小遣いを稼ぎたいという方には、まずはメルカリから始めることをおすすめします。
ユーザー数が非常に多いため、商品が多くの人の目に触れやすいというメリットがあります。
商品を確実に売るためには価格競争が激しい現状を考慮した戦略が必要です。
例えば、価格をできるだけ安く設定したり、競合が少ない中古品を出品するなどの工夫が求められます。
効率的に物販ビジネスを行うなら「Amazon」
いくつかのネット通販プラットフォームの中で、初心者におすすめなのはAmazonです。
Amazonは法人や個人が簡単に出店でき、月に50件未満の販売では手数料が無料という利点があります。
ただし、商品の数が多いため、工夫が必要です。
簡単にネットショップを開設したいなら「BASE」
ネットショップの立ち上げを検討中で、手順に戸惑っている方には、BASEがおすすめです。
BASEを利用すれば、利用者登録からショップ作成までがスムーズに進み、忙しいスケジュールでも手軽にショップを開設できます。
さらに、初期費用や月額費用は一切かからず、売上があった場合にのみ手数料が発生します。
その利便性はネットショップ開設においてトップクラスです。
ハンドメイド作品を販売するなら「minne」
minneは、ハンドメイド作品にフォーカスした販売サイトです。
素晴らしい手作りのアイテムを広く知ってもらい、誰かに購入していただきたい方には、minneが最適です。
アクセサリー、洋服、雑貨など、個々の独自の世界観を見事に表現したおしゃれでオリジナルな作品が、数多く展示されています。
登録だけで手軽に販売チャンネルを構築できるのはメルカリと同様ですが、minneはハンドメイド作品に特化しており、その専門性が魅力的です。
物販ビジネスでよくある質問5つ
物販ビジネスでよくある質問5つを紹介します。
- 物販ビジネスって一体何なのか?
- 物販ビジネスのためのスクールやセミナーは存在するのか?
- 物販ビジネスを始める際には「古物商許可証」が必要なのか?
- 確定申告は必要なのか?
- 物販ビジネスを行う際に違法となる可能性があるのか?
物販ビジネスって一体何なのか?
物販ビジネスとは、商品を仕入れて販売するビジネスのことです。
例えば、フリマサイトやアプリ、個人商店サイトを利用して誰でも簡単に始めることができ、副業としても適しています。
物販ビジネスのためのスクールやセミナーは存在するのか?
物販ビジネスのスクールやセミナーが存在します。
これらの場で、新しい人間関係を築くことやビジネスネットワークを広げることができます。
また、怪しいセミナーに参加することを不安に感じる場合には、自身が利用している物販サービスやサイトが開催するセミナーや勉強会に参加してみると良いでしょう。
物販ビジネスを始める際には「古物商許可証」が必要なのか?
一般的に、中古品を営利目的で取引する場合には「古物商許可証」が必要です。
ただし以下のような取引では「古物商許可証」は必要ありません。
1. 個人の私物を売る場合
2. 無償で受け取ったものを販売する場合
3. 新品を仕入れて販売する場合
「古物商許可証」を持たずに中古品を販売した場合、古物営業法違反となる可能性があります。
確定申告は必要なのか?
物販ビジネスにおいて、確定申告が求められるのは以下の場合です。
1. 物販ビジネスが本業となる場合
2. 副業として行っているが、給与所得を得ており、副業所得が20万円を超えた場合
なお、自身の不用品をメルカリなどで販売した場合の利益については、原則として確定申告の対象外となります。
物販ビジネスを行う際に違法となる可能性があるのか?
物販ビジネスは基本的には適法であり、転売を含めて行うことができます。
以下のような行為は法律違反となりますので、ご注意ください。
古物商許可証を取得せずに中古品を仕入れ、転売すること、定価を超える価格でチケットを転売すること、コピーコンテンツや海賊版、偽ブランド品を販売することは違法です。
物販ビジネス【まとめ】
物販ビジネスは簡単に始められるため、副業に向いていますが、法を守ることが重要です。
スマートフォンさえあれば始められるため、忙しい方にも向いていますが、違法な商品は扱わないように注意しましょう。
まずは不要な品物をメルカリなどで売ることから始めることをおすすめします。