ODDSプロジェクトはどうなった?現在の状況や投資詐欺の可能性について解説!
あずまです!
今回調査するODDSプロジェクトは現在も配当は行われておらず投資詐欺の可能性が非常に高いです。
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ODDSプロジェクトはどうなった?【結論】
ODDSプロジェクトは、ODDSトークンを購入することで配当が得られると謳った投資です。
しかし、以下の理由から投資詐欺の可能性が高いのでご注意ください。
- VISAとの提携が確認されておらず、信頼性に疑問がある
- クラウドファンディングでの資金調達の実績も信憑性が低い
- 返金が困難である可能性が高い
- 口コミで配当が未実施とされ、詐欺の疑いが強い。
細々とした話を入れていけばもっとたくさんあります。
現在も引き続き勧誘が行われているようですが、今後も配当を得られる可能性は限りなく低いでしょう。
「どうなった?」の問いに対しての正解としては「どうもなってない」がいいでしょうか。
ODDSプロジェクトに投資をしたからといって稼げることはありませんので絶対に手を出さないでくださいね。
ODDSプロジェクトとは?
まずは、ODDSプロジェクトを知らない方のために、プロジェクトについて説明していきます。
ODDSプロジェクトとは、ODDS社が所有しているクレジットカードに指紋認証システムを導入する技術が今後標準装備されていくので、今のうちに投資しようというもの。
技術が導入されたクレジットカードが使用されると、配当が得られる仕組みとなっています。
配当を得るためにはODDSトークンと呼ばれる暗号資産を1口30,000円~50,000円で購入する必要があります。
ODDSプロジェクトを開始するにあたり100億円の事業資金が必要で、クラウドファンディングで50億円の資金調達に成功し、現在70億円ほど出資されているそうです。
ODDSプロジェクトへ勧誘する際は、VISAと提携したから今後普及すること間違いなしなどと言われています。
プロジェクトだけを見ると、セキュリティの向上や利便性が増すので非常に魅力的かつ、将来性があるような気がします。
しかし、ODDSプロジェクトは、物なしマルチ・投資詐欺が疑われる要素がたくさんあります。
ODDSプロジェクトの資金調達について
ODDSプロジェクトではお伝えしたとおり、事業資金として100億円が必要と言われています。
そのうちの50億円は既にクラウドファンディングで集めたと説明されます。
しかし、ここで既にODDSプロジェクトの怪しさが垣間見得ます。
世界最大級のクラウドファンディングサイトであるアメリカのKickstarter。
そこで過去一番支援を得たのは、支援金額: $20,338,986のPebble Timeというスマートウォッチです。
当時の価格で約22億6000万円、現在の価格でも約32億6000万円です。
少なくとも私が知る限り50億円の資金調達に成功したクラウドファンディングはありません。
勧誘時には70億円と言われているそうですが、20億円はどうやって資金調達したのか詳しい説明はありません。
VISAとの提携について
次にVISAと提携しているとの話ですが、2020年のODDSプロジェクト募集開始当時から、今現在に至るまでVISAがODDS社と提携したという話は聞いたことも見たこともありません。
ちなみに、VISAの公式ホームページから、プレスリリースやPR記事を確認できるのですが、ODDS社と提携したという情報は確認が取れませんでした。
公式で発表されてない以上、ODDSプロジェクトがVISAと提携したという話は嘘でしょう。
ODDSトークンについて
ODDSプロジェクトで配当を得るためには、ODDSトークンと呼ばれる暗号資産を購入する必要があります。
勧誘時期や勧誘した人物によって金額が変わるようですが、1口30,000円~50,000円となっています。
ODDSプロジェクトは日本国内で日本人向けに勧誘が行われています。
当然、金融庁への届出が必要なのですが、ODDSプロジェクト・ODDS社は届出されていません。
また、暗号資産自体も金融庁の認定団体である、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に登録されることになっているのですが、こちらでも確認が取れませんでした。
最近ではポイントと言われているようですが、そのポイントの使い道はないので、いずれにしても無価値ということです。
もう色々とツッコミどころが満載なのですが、そろそろ食傷気味になってきたので、ODDSプロジェクトの現在について解説していきます。
ODDSプロジェクトの現在について
2020年ごろから勧誘が行われているODDSプロジェクト。
配当が出ると言われ数百万円単位で投資した人もいます。
そこで気になるのがODDSプロジェクトの現在についてですね。
私が確認した限り、2024年6月27日現在も配当は行われていません。
プロジェクト発足時から数ヶ月後には配当が始まるので今がチャンスと勧誘が行われていました。
いったいいつになったら配当がスタートするのでしょうか。
ODDSプロジェクトは返金できない?
ODDSプロジェクトは1口30,000円~50,000円で権利収入を得られるとされていました。
もう少し詳しく説明すると、
- 10口(35万円)で年間利益が約30万円
- 20口(70万円)で年間利益が約60万円
です。
権利収入が得られるなら大きな金額をもらえた方がいいですよね。
ですが、大きな金額を投資する際に気になるのは、途中で辞めたいとなった時に返金が受けられるかです。
残念ながら一度投資してしまうと返金できない可能性が非常に高いです。
契約書面もないので、持ち逃げされた際には泣き寝入りとなるでしょう。
ODDSプロジェクトの口コミや評判
では最後に、ODDSプロジェクトの口コミや評判も確認しておきましょう。
はい、その通りです、クレジットカードの権利収入の話は現在も何かと理由をつけて延期延期⋯2年以上前にVISAと契約できてるとか言うて出資を募ってましたがいつのまにかVISAとの話は消えてます。
まだ知らない人を勧誘するのに権利収入とか言うて騙すにはいいネタですね。ちなみに勧誘して出資させればアフィリエイトで収入が入りますが詐欺の片棒を担ぐことになります。
ODDSトークンは何にも変えられず返金さえも出来ません。
ODDSプロジェクトの誘いが2020年にあり 2021年春先よりカード発行が始まり秋位から毎月配当がありますので2020年内にお金を振り込むよう催促され200万円出資してますがなんだかんだ理由をつけてまだ配当は無し VISAの件もまだオープンに言える時期じゃ無いって言ってるので怪しいです walletは発行開始していますがVISAみたいに世界中に売るといってましたがまだ数百枚しか売れてません。 新規参入者集めの広告みたいなものかも ODDSプロジェクトへの投資は止めておくのが安全ですね!
探せばいくらでも出てきそうな勢いの悪い口コミや評判。
ODDSプロジェクトがいかに危険かわかりますね。
中にはODDSプロジェクトから派生したEDEN DAOというものもあるようです。
詐欺プロジェクトから派生しても、そのプロジェクトも詐欺です。
少なくとも配当を受け取ったという口コミや評判は見つかりませんので、勧誘されたとしても断った方がいいでしょう。
ODDSプロジェクトはどうなった?【まとめ】
ODDSプロジェクトは、指紋認証付きクレジットカードを導入し、利用者に配当を提供するとされる投資案件です。
投資家は「ODDSトークン」を購入しますが、VISAとの提携や配当の実施は確認されておらず、詐欺の疑いが強まっています。
クラウドファンディングで50億円を調達したとされていますが、その信憑性や返金の可否にも多くの疑問が残ります。
口コミや評判でも配当が支払われていないことが指摘されており、非常にリスクが高い投資案件です。
勧誘されたからといって話された内容を鵜呑みにせず、きちんと調べたり、誰かに相談してから取り組むようにしましょう。